株式投資を淡々と続けるブログ

株の配当と株主優待で老後に備えます。IPO、投資信託なども。

苦い思い出の株、日本航空(JAL)が気になり始める

こんばんわ。はやひで@淡々ブログです。

今年の夏休みは9日間でしたが、それも今日で終わり。
明日からの会社が気が重いです。。

さて、この休みの間にも市場は開いていたんですが、たまに見る程度であまり参加していません。
ただ先日の暴落は少し落ち着いたようで・・。とりあえずよかったです。
といっても全然戻ってないんですが・・。

さて、そんな中でいくつか気になる株があります。
日信工業(7230)と日本航空(9201)です。
もちろん優待のため。苦笑

まずは日本航空(以下、JAL)について書いてみます。

日本航空の株価が下がってきた

この会社、私が苦い思い出を持っている会社なので検討するのも避けていました。
その理由はこの記事の通りです。

www.tantanto.com

それをなぜ検討しているか?
株価が下がってきたからです。笑

過去にこだわりすぎるのは自分の手を狭めてしまうことになるだけで、いいことはありません。苦笑

今の株価が3,273円、配当が110円で配当利回りは3.36%。
配当性向も25~35%あたりと余裕もあって、2019年以降は30~35%程度に引き上げるとのこと。自社株買いにも積極的です。
PBRは0.99倍と1倍を切っています。
気になる自己資本比率も60%程度に高まっています。

ANAと比べてみましたが、どの項目もJALの方がいいという感じで・・。
ちなみにANAは株価3,578円、配当が75円で配当利回りは2.10%。
配当性向は15~25%とかです。(配当性向は低いほうがいいとも言えるが・・)

あとやはり優待がいいです。

JALの株主優待情報

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JALの優待は、下記となります。

対象となる株主

・3月末日および9月末日時点で100株以上保有の株主

株主優待の内容

・JALグループの国内定期航空路線の株主割引券

 株式数 3月末 9月末
 100株~ 1枚  -  (年間1枚)
 200株~ 1枚  1枚 (年間2枚)
 300株~ 2枚  1枚 (年間3枚)
 400株~ 2枚  2枚 (年間4枚)
 500株~ 3枚  2枚 (年間5枚)
 600株~ 3枚  3枚 (年間6枚)
 700株~ 4枚  3枚 (年間7枚)
 800株~ 4枚  4枚 (年間8枚)
 900株~ 5枚  4枚 (年間9枚)
1,000株~ 5枚  5枚 (年間10枚)
1,100株~ 5枚  同左
  +1,000株超過分500株ごとに1枚
100,000株~203枚 同左
  +100,000株超過分1,000株ごとに1枚

上記に加え、3年(7基準日)連続で同一株主番号で所有の株主には、以下の基準により、追加で株主割引券を発行。

 300株~ 1枚
1,000株~ 2枚
10,000株~ 3枚

詳細は下記URLをご確認ください。

株主優待のご案内 | IR情報 | JAL企業サイト

JALの優待の良い点

株主優待は1,000株までは100株増えるごとに年1枚増えていきます。
さらに300株以上で長期優待もあります。ANAには長期優待はありません。

この優待券、5,000円とかで金券ショップで買い取ってもらえるので、100株で5,000円相当がプラスされているようなもの。
今の株価での利回りで1.5%程度となかなかです。

リタイア後に旅行に行くのにも

株主優待券はもちろん航空券の割引に使えるので、旅行に行くときに便利です。
航空券が半額になるのは大きいです。
私は今の所、ANAにしか乗らないようにしていますが、結構制限されます。笑
特に問題なのは、JALしか飛んでない空港があること。
出雲や南紀白浜などです。

ということでJAL株を持っておいてもいいかなと、最近考えるようになってきました。

心配な点も多いが・・

とまあ買ってもいいかなと思っているわけですけど、いくつか心配な点も。

株価チャートが心配

今の株価チャートを見るにまだ下がりそうな勢いがあります。ただ5年チャートで見ると、3,000円くらいまでかなという感じにも。
ただ、慌てて買う必要もなさそう。100株だと3月までは優待もらえませんからねー。

業績が心配

今年度の業績予想も営業利益が▲3.5%、純利益が何と▲24.4%となっています。
ただこれには理由があるようで、減価償却方法の変更によるものや実効税率上昇が原因とのこと。大きいのは、JALが受けていた法人税の減免措置が昨年度で終了したことです。
よって実力ベースでは前年並みとありますが果たして・・・?
燃料費の上昇や為替レートの変化なども影響がありますが、これは円高になればプラス方向に影響しそうなのかもしれませんが・・。国際情勢から、為替や原油価格は全然安定しそうもなく・・。

会社の文化が心配

復活しているとはいえ、会社に根付いた文化が変わっているかどうかは分かりません。また同じようなことになるのでは?という心配が付きまといます。

まとめ

買いたい気持ちもありますが、やはり引っ掛かるところもあります。
不安要素も満載なので、買うにしても時間をかけてちょっとずつにしておくつもりです。