株式投資を淡々と続けるブログ

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会社の財形貯蓄はお金が貯まるどころかマイナスだった

こんばんわ。はやひで@淡々ブログです。

会社に入社して、とりあえず始めた一般財形貯蓄。
給与天引きできるので、あまり深く考えずに始めたわけですが・・。
利率の低さとメリットのなさに気づき、給与天引きは持株会中心に方針を変えて今に至っております。

購入していた一般財形は50万ほど貯まっており、下ろすのも面倒なのでずっと放置していました。その間ほぼ増えることもなく同じ金額のまま。改めて、一体金利はいくつなんだろうと思って調べてみると0.01%のようです。これは普通の定期預金と同じ。
50万の0.01%は50円。20%の税金引くと年間40円の利息ですかね・・。10年持っていて400円とか・・。

一般財形貯蓄のメリットは?

そんな低金利の一般財形ですが、メリットはあるんでしょうか?

同じ財形の財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄は550万円までの利息に対しての税金が非課税になります。しかし、一般財形は利息にかかる税金の優遇はありません。

「財形」というので有利な金利でお金が貯まりやすいのだろうといいうイメージですが、全くそんなことはありません。出金に制限があるので、貯めたお金が使いづらくなるだけです。確かに口座にお金があると、つい株を買ってしまいたくなるような人にはいいのかもしれませんが・・。

まあ冷静に考えてみると楽天銀行の普通預金にしたほうが10倍お得です。(マネーブリッジの普通預金の金利は0.1%)

なので一般財形のメリットは全くなさそうです。

一般財形貯蓄を解約し手数料の高さに驚愕

ということで、ずっと放置していた一般財形を解約しておくことにしました。
解約は会社のシステムへの申請で簡単にできます。なんの注意表示もなく申請できるので、簡単だなあと思っていましたが・・。

後日、財形解約払い戻し計算書が送られてきてびっくり!

なんと、振込手数料が648円も取られています。
みずほ銀行だったので、振込手数料を調べてみると・・。

振込手数料(1件あたり) | みずほ銀行

他行宛(電信)の648円のようですね。
せめて自行宛てにしておけば、324円で済んだのかもしれないけど後の祭り。
いずれにしろ、もらった利息以上の振込手数料がかかるシステムだったとは・・。
解約時にも何の注意も出ないしこれは分からないよなあ。完全なトラップでした・・。
銀行は本業での儲けが厳しいので、こういうので地道に利益をあげているんだろうか・・。

まとめ

一般財形貯蓄には全くメリットなし。
財形住宅や財形年金にしても、今の利息ではほぼメリットはないと思われます。
一方、株やREITなら5%程度の配当利回りの株はごろごろしている状況。
リスクが嫌ならネット銀行の普通預金で問題なさそう。
そして解約時の振込手数料に注意。解約するならせめて自行宛にしましょう!