株式投資を淡々と続けるブログ

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ソフトバンクのキャンペーンで吉野家に行けず

こんばんわ。はやひで@淡々ブログです。

今日は寒かったですね。東京でも雪が降りました。
そんな日は吉野家で牛すき鍋でも食べようかと、店に向かうと何やら行列が。
ソフトバンクユーザでない私もピンときます。あー、ソフトバンクのあれだなと・・。

ソフトバンクのSUPER FRIDAY(スーパーフライデー)

ソフトバンクのスマホユーザは、2月の金曜日は吉野家の牛丼が一杯もらえるようです。
ソフトバンクユーザでない私には全くメリットがなく、あまりの行列に吉野家にも行けなくなるということで、いつもこのキャンペーンを苦々しく思っているのですが・・。ソフトバンクユーザからすると、こんなおいしい話はないので、少々並んでも食べたくなる気持ちは分かります。私もソフトバンクユーザなら並ぶでしょう。笑

何が目的なのか?

ソフトバンクは知名度抜群で今さら名前を売る必要もなさそう。やはり新規ユーザの獲得と既存ユーザへの還元でしょうか。しかし、牛丼やドーナツで釣られる客がどれほどいるのだろうと思いますが・・。
まあ、スマホ料金の高さからしたら、そのくらいのユーザへの還元は大したことはないし、ものすごい広告にもなるので、コスト対効果を考えるといいのかもしれません。

牛丼無料提供のコストは?

ソフトバンクのスマートフォン契約件数は、2,146万件(2019年3月期 第3四半期 決算説明会資料)。この半分が行くとして、1,000万人。
吉野家の牛丼(並)は380円。まあ、価格交渉はしているでしょうから牛丼単価はもっと安いでしょう。仮に300円とします。
2月の毎週金曜なので、複数回行く人もいるでしょうから、平均2回として計算すると・・。

1,000万人×300円×2回=60億円(だいぶ適当ですが・・)

ソフトバンクの当期営業利益7,000億からすると、このくらいの出費は大した事なさそうです・・。
ともかく、PayPayの100億円といい、ソフトバンクのものすごいバラマキ作戦。
何だかなあ・・とは思いますが、それが一番効果があるということなんでしょう。

吉野家にはメリット

吉野家も無料で牛丼を提供できませんから、ソフトバンクから無料提供分の金額(ざっくり上記の)が支払われているのでしょう。もしかすると、吉野家にもかなりの広告効果が期待できるので、ソフトバンクにもっと買い叩かれている可能性もありそうですが・・・。
とはいえ吉野家にとっては売上への貢献になるでしょうね。

この作戦でソフトバンクのユーザがどれだけ増えるのか疑問はありますが、吉野家の売上に貢献してもらえるのは、株主(吉野家の)としては喜ばないとですね。

・・と吉野家の行列を見ながら、牛すき鍋を食べられないガッカリ感をなぐさめた次第です。