こんばんわ。はやひで@淡々ブログです。
コシダカホールディングス(2157)が暴落しました。
前日比-167円(-9.71%)の1,553円。
この発表のためです。
IR情報 2019.10.10
子会社株式の現物配当(株式分配型スピンオフ)及び特定子会社の異動に関するお知らせ
https://pdf.irpocket.com/C2157/Rbrh/bZMZ/YDFz.pdf
コシダカ株を持っていればカーブス株がもらえる!?
コシダカHDが保有する子会社のカーブスの全株式を、コシダカHDの株主に分配するようです。これを株式分配型スピンオフというようで、日本では初とのこと。
カーブスは2020年3月2日に東証に上場することを前提としています。
2月29日時点のコシダカHD株主には、コシダカ株1株に対し、カーブス株1株が分配されます。
株式分配型スピンオフで激下げ・・
最初にこのニュースを聞いたときは、株式分割のようなものかと思い、やった!と思ったんですが、そうでもなかったようです。
下がった原因としては、上場前に新株を発行をするために、株式の希薄化が起こることが懸念されるためのようです。
まあ増資されるとなるとそうなるか・・。
とはいえ自分としては、カーブス株がもらえるのは楽しみです。
特にカーブスを利用しているわけではないですが、新しい株が保有できるということなので、株コレクターとしては・・。笑
株価はこんな感じになりそうです。(決算説明資料より抜粋)
ざっくり、今のコシダカHDの株価=カーブスの株価+新コシダカの株価。
株主優待はどうなる?
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気になるのは株式優待がどうなるかですね。
コシダカの優待はとてもいいんですよね。
過去の記事です。
これがコシダカとカーブスで分割されてしまうわけなので、はっきりいって今の優待だと良すぎてしまうことになりますよね。
コシダカHDの売上と利益は以下の構成です。
カラオケ カーブス
売上 : 約54% 約43%
営業利益: 約44% 約55%
カラオケとカーブスで半々というところです。
単純に今の優待が半分くらいの価値のものになって、2社からもらえるということになるんでしょうかね・・?
10月10日の決算説明資料には以下の記載があります。
(カーブスの)上場後の株主還元の方針
配当性向:連結配当性向50%程度を目指す
株主優待:制度導⼊に向けて内容を検討(詳細は未定)
詳細は未定ですが、今までの優待がよすぎることから、これを機に優待を下げてくるのかもしれません。
株価と配当について
コシダカHDの株価と配当は、以下の通りです。
・株価(2019/10/11)1,553円
・配当(2019/8実績)12円
(2020/8予想)16円、スピンオフが実施された場合12円
スピンオフが実施された場合の配当は、第3四半期以降のカーブスの利益を除外し、同程度の配当性向で12円となるようです。
スピンオフ要素を除外した配当利回りは、1.03%、PBR約4倍と、割安さはありません。
ただし配当は上場来12期連続増配中。配当性向は、2018年実績で20%弱と低い方です。
カーブスの方は配当性向50%という方針のようなので、スピンオフが実施されれば、2社のトータルの配当少し良くなるのかもしれませんね。
今後の対応
特に売る気はなく、カーブス株をいただきたいです。
株価は下がってしまいましたが、日本初の株式分配型スピンオフという出来事に、株を持って参加できる楽しみのほうが大きいです。株好きとしては。笑