株式投資を淡々と続けるブログ

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下方修正に我慢できずキヤノンを売却

こんばんわ。はやひで@淡々ブログです。

キヤノン(7751)を売却しました。

私の投資方法として、買った株はなるべく売らないようにしています。
そんな私ですが、キヤノンは一旦撤退することにしました。

10月28日の第3四半期の決算発表でまたも下方修正したためです。
キヤノンは1988年以降、30年以上にわたって一度も減配したことのない優良株です。
しかしながらここでの下方修正は厳しいですね・・・。

キヤノンの記事は過去にも書いてますが下方修正のことばかり・・。苦笑

www.tantanto.comwww.tantanto.com

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下方修正の内容は?

最新の見通しを前年と比較すると、以下の通りです。

売上   3,269億円減の3兆6,250億円 8.3%の減収
営業利益 1,550億円減の1,880億円  45.2%の減益
純利益  1,128億円減の1,400億円  44.6%の減益

一株あたりの純利益は、130.85円。

昨年度決算時からの決算時での一株利益の推移は・・。

年初:222.27円→1Q:185.23円→2Q:149.54円→3Q:130.85円

決算ごとに見事な下げっぷり!
ここで心配なのは減配ですが・・・。

減配の心配は?

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昨年度の配当は160円ですから、もし配当を維持するとすると、配当性向は122%・・。100%を超えてしまいますね。
ただし、2009年、2016年にも配当性向100%超えした実績もあり、今年も何としても減配しないのでは?と思いますがどうでしょうか。

一株あたり30円の補填が必要だと、10億株で300億円・・。
現金及び現金同等品が4,400億あるのでなんとかなりそうなのかな?

その場合のは配当利回りは、5.3%になって、なかなかの高配当といえますね。

株価と配当について

キヤノンの株価と配当は、以下の通りです。

・株価(2019/11/15)3,016円
・配当(2018年度実績)160円、(2019年度予定)未定(中間配当80円)

1年チャートです。
少し反転の兆しが出てきました。

5年チャートです。

これを見るとそろそろ反転しそうな雰囲気も・・。

心配を減らすために売却

チャートの形もいいし、ここで売らなくてもという気もしましたが・・。
三度に渡る下方修正で、さらに下方修正もあるかもしれず。仮に減配した場合、株価の暴落は避けられないでしょう。
そんな心配をしたくないと思って、今のうちに売っておくことに決めました。

決算説明にあるように3Qが底という可能性もあり、医療のように期待のできる事業もあります。
売却が正解だったかは分かりませんが、売ったことで直近の心配はなくなりましたね。苦笑

この分で目をつけていた優待株でも買ってみようと思います。