これも少し時間がたってしまいましたが、日東富士製粉(2003)さんから、3月の株主優待が届きました。日本製粉(2001)、日清製粉グループ本社(2002)に次ぐ、証券コードとしては3番目の会社ですね。
日東富士製粉の優待は稲庭うどん
株主優待は、3,000円相当の商品(稲庭うどん)です。
入っているのは全部「非売品」です。きっと高級品なんでしょうね。これからの季節にありがたい優待です。
日東富士製粉の優待情報
・年1回(3月末日)
100株以上 3,000円相当の商品(毎年稲庭うどんです)
・株価(2018/6/20)5,140円
・配当(前期実績)154円、(今期予想)144円
稲庭うどんはおいしいですが、株価を考えるとこの優待目当てで買うものではないですね。
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日東富士製粉の事業内容
日東富士製粉は、「製粉及び食品事業」が柱の会社です。
意外ですがその他に「外食事業」と「運輸事業」もやっています。
売上高比でいうと、製粉及び食品事業が86.1%で、残りのほとんどは外食です。
外食って何をやってるの?と思いますが、ケンタッキーフライドチキンや牛角のフランチャイズ展開なのだそうです。100%子会社の「株式会社さわやか」が展開しているとのこと。フライドチキンには小麦粉がいりますが牛角は何でしょうね?
昨年度の配当が大幅アップ
株価は5月の決算発表を受けて高騰しています。
H28年度の配当実績115円が、なんとH29年度は154円(90円予想に対し)に大幅アップとなりました。
決算短信によると、
・利益配分につきましては、株主の皆様への利益還元を重要課題の一つとして認識
・配当性向 30%以上をもう一つの基準
とのことで、今回の配当になったようです。
ただ昨年度の決算では、前年度、前々年度と比べて利益が非常によくなっており、この配当が継続するには利益次第ということになりますが。
ちなみに、過去5年間の配当推移は以下の通りです。昨年度の配当の高さがずば抜けていることが分かります。
- 2014年3月 70円
- 2015年3月 70円
- 2016年3月 90円
- 2017年3月 88円
- 2018年3月 154円
株価について
配当利回りは3.0%、PBRは0.73倍ですので、割安な感じです。
チャート的にもそろそろ反転しそう、という感じですがどうでしょうか。
心配な点としては日経の動き。
それと、配当利回りがいいといっても、昨年度の配当が継続できるかについては少々心配です。